
他人さまの作品を判断するボクの基準は、実に簡単です。とくに新人賞、芥川賞の選考のときもそうだけど、ボクは作品中に一言半句、鮮烈な文句があればもう充分だというのが私の説やね。一言半句でいいんだ。ところが、これが実にない。数万語費して一言半句でいいんだ。その人の将来性、賞をもらって修練すれば、獲得されるだろう魅力、あるいは修練しなくても、それ以前のもう手のつけようのない才能の鉱脈、こういうものはその一言半句に現われているものです。……
1979年(昭和54年)5月8日「週刊プレイボーイ」
ノンフィクションベスト5
まあ、乱読の途中で、一度有名なノンフィクションものを読んでみたらいい。ベスト5を挙げるとすれば、ジョン・リードの『世界をゆるがした十日間』、それからT・ヘイエルダールの『コン・ティキ号探検記』とかS・ヘディンの旅行記『さまよえる湖』。あと2つは何がいいかなあ。そうクリストファー・イシャウッドのベルリン物語(邦題『ベルリンよ、さらば』)、映画の『キャバレー』の原作ね。もうひとつは、そうだな、最近のものからT・カポーティの『冷血』。これなんか、彼自身の自分の文体との闘争そのもの。非常にいいねぇ。
1979年(昭和54年)5月8日「週刊プレイボーイ」

オーパ!
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| (何事であれブラジル人は驚いたり感嘆したりするとき「オーパ!」という) | |
| 開高健が原稿に記入した、連載タイトルの指示 |
中国革命からヴェトナム戦争へ
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![]() ![]() ![]() 撮影:秋元啓一 |


















