開高健記念会

茅ヶ崎市 開高健記念館「開高健 いくつもの肖像」展

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企画展:「開高健 いくつもの肖像」展

オーパ!~絶筆

酒精の青い火にちろちろとあぶりたてられつつ、言葉を、煮たり、まぜたり、切ったり、焼いたりにふける。言葉は事物のひとつだけど同時にその影でもある。気迫とか、精神のリズムとか、心の渇きとか、歩行でありつつ跳躍でもあるものとか、呼び名はいろいろ変っても正体はつねにひとつであるサムシングが底を入れたとき、裏打ちしたとき、はじめて事物と影が一致する。それはしばしば作者が言葉に犯されて蝕ばまれて自我が霧散しかかったきわどい瞬間に決意が生じて一歩を踏みだす。

『オーパ、オーパ!!』モンゴル・中国篇「国境の南」

オーパ!

『オーパ!』(1978年11月、集英社)と原稿。

『オーパ!』自筆原稿版

オーパ・オーパ!!

『オーパ、オーパ!!』
アラスカ篇
集英社

『オーパ、オーパ!!』
カリフォルニア・カナダ篇
1985年10月、集英社

『オーパ、オーパ!!』
モンゴル・中国篇
1989年4月、集英社

自筆原稿

『オーパ、オーパ!!』アラスカ篇 原稿

耳の物語

『耳の物語』 原稿。「新潮」1983年1月~1985年11月号に連載

珠玉

没後の刊行。病魔と闘いながら入退院の合間に、自分の病状には全く触れずに、淡々と描き切った最後の作品。アクアマリン、ガーネット、ムーン・ストーンの3つの宝石に、さまざまな人生の光と影を写した「トロワ・コント」。

『珠玉』 原稿。「文学界」1990年1月号に掲載

『珠玉』1990年2月、文藝春秋、装幀・菊池信義

特装本『珠玉』 文藝春秋、装幀・牧羊子、三村淳。
見返し写真・高橋曻。限定100部。
没後創設された開高健賞の受賞者に贈られた。
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