10月8日、日本文藝家協会主催の文学碑公苑講演会において、大岡玲氏による「事物と言葉のはざまで 開高健の戦い」と題した講演が行なわれます。
これは、毎年10月に静岡県駿東郡の冨士霊園内の文学碑公苑を訪れ、「文學者之墓」への献花と散策のあと、霊園内の富士見会館会館で開かれる講演会に参加するという企画で、2010年は10月8日(金)午前8時30分に新宿駅西口集合、貸切バスで冨士霊園まで直行となっています。
詳しくは日本文藝家協会のイベント案内ページをご覧ください。
開高健生誕80年の記念事業として、茅ケ崎市内の各所で朗読会を開催します。朗読は、いつもの女優・演出家の野崎美子さんと演奏家のコラボレーションで、開高健の作品を立体的に楽しんでいただきます。
7月25日(日)松籟庵(高砂緑地内)
8月29日(日)松林公民館
9月26日(日)南湖公民館
10月31日(日)鶴嶺公民館
11月28日(日)香川公民館
「パリ」、そしてフランスは、初めて訳した詩人たち、リルケの暮した街、サルトル、ボーボワールなどの思想家・文学者との精神的な親近感や憧れを、開高健のなかに育んだ場所であり、遠くアラスカ、アマゾン、南北アメリカ大陸縦断、モンゴルといったのちの旅の出発点にきわめて近い土地でもあったのではないでしょうか。作家は後々まで、サルトルとの出会いを語り、フランスのワインとジョークを愛し、シャンソンを原語で歌うのを好みました。

茅ヶ崎の開高健記念館の企画展示が4月29日(木)から模様替えされました。今回のテーマは「開高健とパリ」(平成22年11月28日まで)。
ご来館をお待ちしております。
ご好評をいただいております開高健作品の朗読会、5月は、小説家本人が「耳で書いた自伝」と呼んだと言われる、日本文学大賞受賞作「耳の物語」を予定しております。
「小和田公民館」での開催になりますのでご注意ください。
【場所】小和田公民館
住所:神奈川県茅ケ崎市美住町6-20
電話:0467-85-8755
http://www.mapion.co.jp/phonebook/M13007/14207/0467858755-002/
朗読はいつものように、女優・演出家の野崎美子さん。
【日時】 2010年5月30日(日)午後2時~
ご来場をお待ちいたします。
「紅茶会」講演集「ごぞんじ 開高健 Ⅴ」が出来上がりました。A5判、2段組、296ページ。
日曜日の午後、開高さんが愛した紅茶を飲みながら、それぞれにとっての開高健を語る「紅茶会」。すでに刊行している講演集「ごぞんじ 開高健 Ⅲ」(A5判272ページ)「同 Ⅳ」(A5判264ページ)もあわせてご覧ください。
●「ごぞんじ 開高健 Ⅴ」(2009年12月9日刊行)収録分
| 開高先生と越前ガニ |
長谷政志 |
| 開高健の招待状 ――出会いとベトナムの記憶 |
阿奈井文彦 |
| ベトナムと開高健 |
石川文洋 |
| 開高健・映像の裏側 |
東條忠義 |
| 開高健と山口瞳 |
石井 昂 |
| 大日本落胆派 |
小畑祐三郎 |
| 開高健 モンゴルを駆けた夢 |
高橋 曻 |
| 開高健とパイプ |
青羽芳裕 |
| 耳の人・開高健 |
豊田健次 |
| 『ずばり東京』連載のころ |
永山義高 |
| 開高さんと高橋さん |
菊池治男 |
| ウイスキーと北極イワナ |
C・W・ニコル |
| 対談 『夏の闇』翻訳秘話を語る |
セシリア・瀬川・シーグル、坂本忠雄 |
ご希望の方には開高健記念館(茅ヶ崎)にて1500円で配布しております。(部数限定です。申し訳ありませんが「Ⅰ」「Ⅱ」はすでに売り切れております)。
「ごぞんじ開高健」のバックナンバーの内容はこちらをごらんください。
http://kaiko.jp/wp/?p=51
今年の12月9日は、開高健の20回目の命日にあたりました。親しい方々にお集まりいただき、ボージョレ・ヌーヴォーを飲みながら、一夜、開高健を語り合いました(日比谷・日本プレスセンタービル内「アラスカ」にて)。

会に先立ち、作家が愛した紅茶にちなんで、開高健にまつわるお話をしていただく「紅茶会」講演会を催しました、今年は作家の柴田翔さんに講師をお願いしました。1970年から期間3年限定で刊行された雑誌「人間として」。小田実、高橋和己、柴田翔、真継伸彦といった編集人のなかに開高健が加わった経緯、同人活動での開高健にまつわるエピソード、未完の小説「花終る闇」に登場する女性についての感想など、1時間半にわたって講演されました。
パー ティ冒頭には、記念会の坂本忠雄会長の挨拶と会の活動報告、 羅臼から来てくださっている阿部満晴さんによる献杯のあと、「インパラの朝」で第7回開高健ノンフィクション賞(主催:集英社)受賞者である中村安希さんへ、記念会より、作家愛用のモンブ ラン 万年筆(開高健のサインロゴ入り)が贈呈されました。
会場であるレストラン「アラスカ」には、茅ヶ崎の記念館で2003年から連続して行っています「企画展」全12回分のポスターが展示され、参加者の目を引いていました。ご出席の方々には、できたばかりの紅茶会講演集「ごぞんじ開高健 Ⅴ」がおみやげに配布されました。
過去の企画展のテーマ、期間は以下のとおりです。
車でご来館のみなさまに長らくご不便をおかけしてまいりましたが、このほど記念館の隣家跡地が駐車可能のスペースに整備されました。普通乗用車7、8台分の、開高健記念館専用の駐車場です。
10月2日(金)より、企画展示も「河は呼んでいる ──開高健とアラスカ」に衣替え。
この機に、ぜひご来館を。
なお、開高健作品の朗読会は10月はお休みをいただきます。
NHK衛星放送BS2の人気番組「週刊ブックレビュー」が開高健特集を組みました。
放映日は10月17日(土):
BS2:午前8時30分~9時24分
BSハイビジョン:10月18日(日)午後5時~5時54分(再放送)
コメンテーターは佐野眞一氏、鬼海弘雄氏、角田光代氏、記念館発の収録でした。
お勧めの「この1冊」は、
佐野氏:『人とこの世界』
鬼海氏:『声の狩人』
角田氏:『輝ける闇』
詳しくは下記へどうぞ。
http://www.nhk.or.jp/book/review/index.html

直筆原稿版『夏の闇』(原寸大・函入・部数限定)
小説家・開高健が心血を注いだ代表作を、408枚の直筆生原稿そのまま、原稿用紙の質感に迫る原寸大で再現。精緻で圧倒的な小説世界が、作家の筆遣い、息遣いとともに直に伝わってくる特別愛蔵版です。担当編集者による解説、編集者マグナカルタ(直筆)なども同梱。頒布価格15,000円(税込)
お買い求めは、開高健記念館(下記)へ電話・FAX、もしくはe-mailでお申し込みください(代金以外に別途送料がかかります。送付先により送料が変わりますのでお申し込みの際にお問い合わせください)。
- 開高健記念館
- 〒253-0054 神奈川県茅ヶ崎市東海岸南6-6-64
- 電話&FAX:0467-87-0567
- e-mail:kaiko@k9.dion.ne.jp
@下記の書店でも入手可能になりました:
ジュンク堂書店池袋本店、大阪本店、福岡店
紀伊国屋書店新宿南店