開高健記念会

開高健記念会ニュース

このNEWSページでは、開高健記念会の活動の現況を中心に、開高健関連のさまざまな情報もお知らせしていきます。

5月のギャラリートークは、「開高健記念館と牧羊子さん」

開高健記念館が開館してはや15年目。茅ヶ崎市民はもとより全国から熱心な開高ファンが集います。作家の日常生活を偲び、創作活動の一端をも想像させてくれる、全国でも数少ない記念館が設立されたゆえんを、最大の功労者、開高健の妻・牧羊子さんからひもときます。

【日 時】5月28日(日)午後2時から

【案内人】森 敬子(開高健記念会理事)

【略歴】元TBSブリタニカ編集者。開高番として務めたのち、開高さん亡き後に開設された「開高健賞」(1992~2001年)の事務局として牧羊子さん、開高道子さんとの交流を深める。

カテゴリ:イベント ニュース 2017-05-18

来館者のノートから(2017年4月)

数年前に、鎌倉のお墓参りには行ったのですが、こちらの存在に気付いたのは、つい最近のことでした。先生の創作活動の原点を拝見し、感無量です。来館したかいがありました。こちらを記念館にしていただいた茅ヶ崎市に感謝します。ありがとうございました。(2017.4.16 埼玉・本庄市 H・S)

 

初めて今日、アメリカから母と記念館にやってきました。母は、大の開高ファンなのです。作家・開高さんの住まいのまわりを散策していると、不思議な魅力があります。この場所には、人にインスピレーションを与え、人を感化するなにかがあるのです。開高さんの著作を真に理解するためには、作家のものの考え方を、人は深く心に刻みつける必要があるでしょう。わたしはそう信じています。私はライターではありませんが、どのジャンルであれ、文学というものを、価値あるものととらえています。これから開高健の作品を読むのが楽しみです。特に、ここ茅ヶ崎時代に書かれた著作が。できればまたいつの日か、この静寂な記念館を訪ねてきたいと思います。ありがとうございました!(2017.4.21 A・Y 高校生 原文は英文)

 

感激の一言です。米国でYouTube等の開高健関連の画像(映像)を見あさり、彼の日本人離れした生き方に共感し、感動しました。高校時代に本を読んだことを思い出します。同じ大阪出身で、しかも今回、大阪・北田辺の妹の所に滞在して、さらにその近さを感じています。願いがかない、記念館を訪ねることができて本当によかったです。哲学の小径に刻まれたひとつひとつの言葉に、彼の生き様を垣間見る思いです。また、もう一人の大好きな作家である司馬遼太郎さんの弔辞にも感動しました。娘もなにかを感じとったようです。また、この地に来られることを祈っています。本当にありがとうございました。(2017.4.21 カリフォルニア州・トパンガ H・Y)

 

初めての訪問でしたが、種々の場所で、種々のものを手にして生活した様子を見せていただきました。いくつか本も読みましたが、鋭い感性と文学表現の粋を示して、触れた人々の心を動かしてくれることは素晴らしいです。楽しいときをここで過ごさせていただきました。(2017.4.22 大阪・岸和田市 M・I)

 

なにをしたらいいのか迷うようになり、この問題を解くカギをここで拾った気がします。―「危機と遊び」(2017.4.22 横浜市 K・O)

 

やっと来ました。ホーチミン(旧サイゴン)で3年半生活し、マジェスティックホテル・103号室にも宿泊してきました。あなたのような破天荒な生き方はできませんが、その精神を愛します。わたしも58歳になりました。確かに、橋の下を水がたくさん流れましたね。生きることはすばらしいです。また来ると思います。カムオン! ありがとう。(2017.4.23 A・I)

開高さん、初めて来ました!(2017.4.29)

 

「人間」らしく/やりたいナ/……/「人間」なんだからナ/我思故我在(2017.4.30 東京・杉並 H・A)

カテゴリ:ニュース 来館者のノートから 2017-05-08

練馬区で「映画に魅せられた文豪・文士たち―知られざる珠玉のシネマガイド」が開催中です。

昭和初期から30年代、映画に魅せられた作家たちの映画評約100本が、当時の映画ポスター、プログラムなどとともに展示されています。

無類の映画ファンだった開高健も、「自由をわれらに」、「海の牙」、「チャップリンの独裁者」の3本を紹介しています。

 

会期:2017年4月22日(土)~6月11日(土)

会場:練馬区立石神井公園ふるさと文化館

カテゴリ:ニュース 2017-04-24

初めての包括的、本格的評伝『開高健 ──生きた、書いた、ぶつかった!』

ひとりの書き手による初めての包括的、本格的な開高健の評伝。『「洋酒天国」とその時代』などの作品のある著者は開高健その人とも親交があったが、その生涯について重ねてきた地域的、人物的、書誌的な研究成果をふまえ書き上げた。

初公開の書簡など基礎資料の紹介・指摘も数多い。たとえば死の数か月前に開高健が目にしたはずの阿川弘之からの手紙(全文)。「大尉」「提督」と親しんだこの先輩作家からの「絶交」は、晩年の開高の「指さきに刺さった小さなトゲ」だった(日本文学大賞受賞”事件”。この賞の選考委員だった開高自身が『耳の物語』で受賞、そのことを阿川がunfairと批判した)。病床で絶筆『珠玉』に心身を削っていた開高を、この手紙は少し安らかにしたのではと想像させる。夫人・牧羊子の開高文学への貢献もていねいに跡付けられている。筑摩書房 定価(本体価格2,500円+税)(H.K.)

カテゴリ:ニュース メディア 2017-04-23

「開高健・城山三郎二人展―茅ヶ崎を愛した二人の足跡を辿って」開催中です。

【期間】2017年4月15日~9月30日(土)

今回、茅ヶ崎市開高健記念館と茅ヶ崎ゆかりの人物館は、ひとつの企画を両館で構成する形をとりました。開高健記念館では開高健を、ゆかりの人物館では城山三郎を紹介します。

 

芥川賞作家の開高健、直木賞作家の城山三郎。文学界を代表する二人の作家は、ともに茅ヶ崎に移住し、その生涯を終えるまで、この地を制作と生活の拠点としました。本企画展は、茅ヶ崎が誇る同時代を生きた二大作家について、改めてその偉大な作品世界を紹介します。また、作家としての側面だけでなく、一人の人間としての実像にも触れていきます。

 

二人が愛した湘南のゆったりとした空気の中で、海に臨むラチエン通りの小高い丘に立地する二館と植栽豊かな庭をお楽しみください。

 

開館日=金・土・日・祝日(臨時休館あり)

開館時間=10時~18時(4月~10月)*入館は17時30分まで

場所=茅ヶ崎市開高健記念館 電話:0467-87-0567

茅ヶ崎ゆかりの人物館 電話:0467-81-5015

 

★講演会「開高健―生きた、書いた、ぶつかった!」

日時:4月29日(土)13:30~15:00

講師:小玉 武(ノンフィクション作家)

場所:茅ヶ崎ゆかりの人物館(多目的館)

申し込み:電話で茅ヶ崎市役所文化生涯学習課へ。電話:0467-82-1111

カテゴリ:イベント ニュース 2017-04-21

【重要】 公益財団法人開高健記念会の会計報告が情報公開されています

開高健記念会では法人法及び当会定款の規定に従って会計報告(貸借対照表、財産目録、事業報告等)を情報公開しております。

当記念会HP(このサイトです)の

トップページ 「HOME]→「記念会について」→「情報公開」

からご確認ください。

●今年度(平成28年度)の会員を募集しております。ご入会につきましては、当会HPの

トップページ「HOME」→「記念会について」→「入会のご案内」

から、会費の振込先、入会フォームをご覧ください。

●公益財団への移行にともない、みなさまからの会費は当会寄付金等取扱規程にそって公益目的に使わせていただきます。これら会費等は公益財団法人への寄付として税控除の対象となります。

                                           開高健記念会事務局

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装幀家・三村淳氏と株式会社・中村活字が、

一字一字鉛棒を組み、一枚一枚、

出雲の手漉き和紙に刷り上げています

(金色は正会員、サポート会員は開高グリーン)

カテゴリ:ニュース 2016-07-25

ホテル・マジェスティック・サイゴン103号室「開高ルーム」に新銘板を寄贈しました。

ベトナム・ホーチミン市(旧サイゴン)の「ホテル・マジェスティック・サイゴン」は、日本人観光旅行者の間で人気が高い名門ホテル(1925年創業)のひとつ。フレンチ・コロニアル・スタイルの貫禄はサイゴン川畔でひときわ目立っています。このホテルで日本人文学ファンの熱い視線を集めているのが、「開高ルーム」と呼ばれる103号室。1964年11月から翌年2月まで、開高健さんが朝日新聞社の臨時特派員としてベトナムに滞在し、戦争ルポの名作「ベトナム戦記」を残したとき取材の拠点にした部屋です。

50年前の1965年2月、ジャングル掃討作戦を取材中にベトコン(南ベトナム解放戦線)に包囲されて敗走、200人の政府軍・米軍兵のうち集合地点での生存確認はわずか17人。まさに九死に一生を得てサイゴンに生還し、同行の秋元啓一カメラマンと103号室のベッドに倒れこんだのでした。部屋の内装は何度かリフォームされていますが、間取りはそのまま。目の前のサイゴン川沿いの夜景に往時が偲ばれます。2階なのに洪水のようなオートバイの喧騒も上がって来ません。

「103号室」は開高作品の中によく登場するので、部屋指定で予約する日本人も多かったようです。この人気に注目したホテル側では、部屋前の廊下の壁に「開高ルーム」の由来を説明する金属の銘板を取り付け、観光客の関心に応えていましたが、説明の日本語はいささか明晰さを欠いていました。

そこで開高健さんのベトナム取材50周年に当たり、公益財団法人開高健記念会では、この銘板の改定、寄贈を同ホテルに申し出て、このほど新しい銘板(日本語と英語)の装着が完了しました。

七つの世界遺産を持つベトナムにとって観光は重要な産業ですが、ホーチミン市のサイゴン川畔にはアメリカ資本の新ホテルも次々に進出。他方、老舗の名門ホテルは社会主義体制下で国営となって迎え撃っています。

このベトナム・ホテル戦争の中で、国営の「ホテル・マジェスティック・サイゴン」も2018年末には500室の高層の大ホテルとして生まれ変わる改造計画が進行中。フレンチ・コロニアル・スタイルの歴史的な一角はそのまま保存される予定です。同ホテルのトゥルオン・タン・ソン社長は、「新しい銘板の寄贈、有難うございました。激しい競争のなかで、103号室の開高ルームはマジェスティック・ホテルの貴重な財産です」と語っています。

3 生還直後の103号室(1965.2.15) 生還直後の103号室(1965.2.15)

4開高さんの写真を飾った現在の103号室 開高さんの写真を飾った現在の103号室1新銘板と103号室ドア

5ホテルマジェスティkック全景マジェスティック・サイゴン 2開高プレート新文面

 

カテゴリ:ニュース 2016-05-11

記念グッズに特製クリアファイル3種、ポストカード5種が加わりました

開高健記念館の記念グッズに「特製クリアファイル」3種と「ポストカード」5種が加わりました。

●クリアファイル(A4収納版、350円+税)

「悠々として急げ/明日、世界が滅びるとしても 今日、あなたはリンゴの木を植える」

「漂えども沈まず/朝露の一滴にも天と地が映っている」

「出版人マグナ・カルタ」など3種:

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●ポストカード(1枚100円+税)

「漂えども沈まず」

「半ば子供の脳を持った大人衆と 半ば大人の脳を持った子供衆と そういう私自身のために」

「身のまわりのすべての事物がバラバラに 分解するような気持になったら、魚釣りにいけ。」

など5種が加わり、現在計16種類。

カテゴリ:ニュース 2013-05-06

『夏の闇』自筆原稿を完全再現!最高傑作が作家自身の筆遣いで読める、特別限定愛蔵版が完成

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直筆原稿版『夏の闇』(原寸大・函入・部数限定)

小説家・開高健が心血を注いだ代表作を、408枚の直筆生原稿そのまま、原稿用紙の質感に迫る原寸大で再現。精緻で圧倒的な小説世界が、作家の筆遣い、息遣いとともに直に伝わってくる特別愛蔵版です。担当編集者による解説、編集者マグナカルタ(直筆)なども同梱。頒布価格15,000円(税別)

お買い求めは、開高健記念館(下記)へ電話・FAX、もしくはe-mailでお申し込みください(代金以外に別途送料がかかります。送付先により送料が変わりますのでお申し込みの際にお問い合わせください)。

開高健記念館
〒253-0054 神奈川県茅ヶ崎市東海岸南6-6-64
電話&FAX:0467-87-0567
e-mail:kaiko@k9.dion.ne.jp

 

カテゴリ:ニュース 2009-02-18