開高健記念会

開高健記念会ニュース

このNEWSページでは、開高健記念会の活動の現況を中心に、開高健関連のさまざまな情報もお知らせしていきます。

初めての包括的、本格的評伝『開高健 ──生きた、書いた、ぶつかった!』

ひとりの書き手による初めての包括的、本格的な開高健の評伝。『「洋酒天国」とその時代』などの作品のある著者は開高健その人とも親交があったが、その生涯について重ねてきた地域的、人物的、書誌的な研究成果をふまえ書き上げた。

初公開の書簡など基礎資料の紹介・指摘も数多い。たとえば死の数か月前に開高健が目にしたはずの阿川弘之からの手紙(全文)。「大尉」「提督」と親しんだこの先輩作家からの「絶交」は、晩年の開高の「指さきに刺さった小さなトゲ」だった(日本文学大賞受賞”事件”。この賞の選考委員だった開高自身が『耳の物語』で受賞、そのことを阿川がunfairと批判した)。病床で絶筆『珠玉』に心身を削っていた開高を、この手紙は少し安らかにしたのではと想像させる。夫人・牧羊子の開高文学への貢献もていねいに跡付けられている。筑摩書房 定価(本体価格2,500円+税)(H.K.)

カテゴリ: メディア 2017-04-23

「田沼武能肖像写真展―時代(とき)を刻んだ貌(かお)」が開催されます。

写真家・田沼武能が、永年にわたって撮り続けてきた、昭和の文壇、文化を担った著名人たちの“貌”80点の肖像写真展です。開高健の写真は、1981年撮影のものです。

会場:練馬区立美術館

会期:2月23日(木)~3月12日(日)(前期)

カテゴリ: メディア 2017-02-23

本波幸一さん(開高健記念会会員)が「情熱大陸」(TBS系)に出演します。

長年の開高健ファンで、トラウトフィッシングの世界で「最強の釣り士」と呼ばれる男・本波幸一さんが、12月18日(日)午後11時「情熱大陸」(TBS系)に出演します。自らの人生をかけて追い求めている“幻の魚”イトウを、初冬の北海道で、一人車中泊をしながら約1ヵ月間、ひたすら竿を振り続ける姿に迫まります。

カテゴリ: メディア 2016-12-14

福岡市博物館で開高さんの釣り道具が展示されています。

「釣道楽の世界——多彩なる水の趣味文化」展が福岡市博物館で開催されています。

その中に、開高健の名が刻まれたアンバサダーのリール、イトウの魚拓などが出品されています。

日時:(9月17日~11月6日)月曜休館

会場:福岡市博物館・特別展示室(福岡市早良区百道浜3丁目1-1)

電話:092-845-5011

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カテゴリ: メディア 2016-10-01

開高健関連本 ここ1年の刊行 4冊まとめてご紹介

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食べ物語る BUNDANレシピ』(写真右)

日本近代文学館のなかに文学カフェを運営するクリエイティブ集団が企画した文学と料理のレシピ本。漱石、百閒といった大御所から、角田光代、沢木耕太郎、いとうせいこうといった現代作家まで3章、34人、34レシピ。開高作品では『輝ける闇』から前線基地の「ヴァージニア風フライドチキンとマカロニサラダ」が採られています。(主婦の友社 本体1600円)

 

本なんて! 作家と本をめぐる52話』(写真中右)

作家が「本」をめぐって書いたエッセイを集めたアンソロジー本。これまでこのコンセプトで編まれたアンソロジーはいくつもありましたが、芥川龍之介、寺田寅彦といった定番から園子温、万城目学、朝井リョウといった旬まっさかりの作家まで、セレクトこそがいのち。若き日の屈折した本への愛をつぶやく開高健「心はさびしき狩人」収録。(キノブックス 本体1600円)

 

阿川弘之『座談集 文士の好物』(写真中左)

2015年に亡くなった阿川弘之の対談集。オビには「文豪が遺した最後の言葉。」とあります。沢木耕太郎、斎藤孝、向田邦子、井上ひさし等との対談とともに開高健との「ああ好食大論争」を収録。おこなわれたのは1972年、41歳の開高健が10歳年上の阿川“大尉”あいてに食の経験と知識を大展開しています。(新潮社 本体1800円)

 

三浦英之『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』(写真左)

2015年第13回開高健ノンフィクション賞受賞作品。冒頭の、「友よ、君を何と呼べばいい」と始まる建国大学一期生の手紙にいきなり心をつかまれます。開学からわずか8年しか存在し得ず、満州国の崩壊とともに歴史の闇へと姿を消した「最高学府」は、日本、中国、朝鮮、モンゴル、ロシアの各民族から選び抜かれた当時のスーパーエリートたちの集う場所。各地に散った卒業生たちの「戦後」を現地取材した、読みごたえ充分のルポルタージュ。(集英社 本体1700円)

カテゴリ: メディア 2016-07-28

池澤夏樹個人編集 日本文学全集 21『開高健 日野啓三』刊行

ひとりの作家の文学観によって編まれた日本文学全集。開高健は日野啓三とバインドされて1冊となり、作品としては『輝ける闇』と『人とこの世界』からの1篇「地図のない旅人 田村隆一」が選ばれている。

「世界の向う側と人間の闇を探った二人の作家。ベトナム戦争から始まる対照的な作品世界」(おびコピー)

編者による巻末解説で池澤夏樹氏は『輝ける闇』を「初めて明言しておくが、これは傑作である。彼の生涯で最高の傑作。」としている。ふたりの作家における女と救済についての問いかけも興味深い。

shou_ike.jpg  河出書房新社刊 定価3100円+税

カテゴリ: メディア 2015-10-04

文藝別冊「生誕85年記念総特集 開高健 増補新版 体験からの文学」発売中です

生誕80年記念に「KAWADE夢ムック」の1冊として刊行されたものの増補新版。母校・天王寺高校の後輩たちの前で1978年におこなわれた抱腹絶倒の講演を新たに収録。

bungei_shou.jpg (河出書房新社 1300円+税)

カテゴリ: メディア 2015-08-02

大阪最後の大旦那と珠玉の作家の生涯『佐治敬三と開高健 最強のふたり』刊行

読み応えじゅうぶんの本格的な対比評伝が刊行された。オビには:

”ひとりは勝算なき 「ビール事業」に挑み、もう一人はベトナム戦争の最前線に身を投じる。生産量世界一のウイスキーをつくったサントリー佐治と無頼派作家開高の不思議な友情がかなえた、巨大な夢”

季刊誌「マグナカルタ」の連載分に大幅な加筆がなされたもの。

(北 康利著 講談社 1800円+税)

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カテゴリ: メディア 2015-07-19

「蘇生版 水の上を歩く? 開高健×島地勝彦」酒場でジョーク十番勝負が発売

かつて酒場の一角を舞台に、あらん限りの持ちネタを駆使して闘わされた、壮烈なジョーク対談。開高健はロバート・キャパの著書『ちょっとピンぼけ』を評して「生きるか死ぬかの瀬戸ぎわに自分を追いつめたり、追いつめられたりしながら、いつもたのしむことを忘れず、笑うことを知っていた」と言った。そして読み終って、「ああ、こんな男と一パイやれたら!」とも。

このジョーク集も読後、「ああ、こんな男たちと一パイやれたら!」と思わせる。長らく”禁書”扱いされていた1冊。

 shou_mizu_c.jpg (CCCメディアハウス  2000円+税)

カテゴリ: メディア 2015-07-18

雑誌「pen」(2014年11月15日号)が「昭和に生きた小説家 開高健」を特集

没後25年の今年、雑誌の開高健特集が続きました。季刊誌「kotoba」に続き、雑誌「pen」が「昭和を壮絶に生きた小説家。」として「開高健を知っているか?」という大特集を組みました。

・代表作『夏の闇』は、いかにして生まれたのか。──小説家

・「トリス」を日本に浸透させた、天才的な話法。 ──コピーライター

・小説が書けなくなると、ルポで才能を磨いた。──ルポライター

・開高健は、天才的「言葉のマジシャン」だった。他

写真や情報も満載。( 第一特集「愛すべきは、ウイスキー」)。

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カテゴリ: メディア 2014-11-16
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