開高健記念会

開高健記念会ニュース

このNEWSページでは、開高健記念会の活動の現況を中心に、開高健関連のさまざまな情報もお知らせしていきます。

「紙喰い虫・開高健」展、開催中です。

生涯の友・谷沢永一は「えんぴつ」同人時代、開高が読書に熱中する姿を「紙喰い虫」と名づけています。

「人間の感受性、人間の気分、それを写しとろうとする方向、それに接しえてはじめて、彼の共鳴板がひびきを立てるようであった」(谷沢永一『回想開高健』)

小説家・開高健としての水源は、こうして蓄えられたのです。

何を読み、どう感じ、どのように評してきたか―――開高健の生涯を通じての豊穣なる読書歴をたどります。

[場所]茅ヶ崎市・開高健記念館

[会期]2017年10月14日(土)~2018年3月31日(土)

[開館日]金・土・日・祝祭日(臨時休館あり)

[開館時間]10月は10時~18時  11月~3月は10時~17時(入館はどちらも閉館の30分前まで)

[観覧料]200円(茅ヶ崎ゆかりの人物館との共通観覧料300円)

[住所]茅ヶ崎市東海岸南6-6-64

[電話]0467-87-0567

「紙喰い虫・開高健」展_A4 表面

カテゴリ:イベント ニュース 2017-10-18

来館者のノートから(2017年7~8月)

亡くなったあの日に落涙し、記念館ができたと聞いてから、何年たったでしょうか。ようやく、ようやく、訪れることができました。先生、遅くなってすみませんでした。ようやく来ました。(2017.7.2)

 

もっと遊びます!! あとサントリーウィスキーを飲みます!(2017.7.14)

 

44回目のBirthdayに再訪しました。そろそろ、ここ3年半続けてきた日常から卒業できそうです。ここに帰って来た日が、ある意味、元旦とも言える存在です。毎回展示物が変わり、尽きることがないのはすごいことですネ。これからも心の隠れ家として訪れたいと思います。(2017.7.17 H)

 

杉並からやってきました。孫のましろと裕太と見学に来ました。(2017.7.17 東京・杉並区 Y・M)

 

茅ヶ崎ゆかりの人はたくさんいるのですね。しかし開高健、こんなカッコイイ作家、なかなかいませんね。(2017.8.11)

カテゴリ:ニュース 来館者のノートから 2017-08-07

来館者のノートから(2017年5月~6月)

初めて来ました。昨日、『夏の闇』を読み終えました。また来たいです。ありがとう。(2017.5.3  東京・大田区 K)

 

東京に来てから、いつかいつかと。気づけば五年目。やっと来られました、というときれいですが、休みが取れなかったとか、恋い焦がれていたわけでもなく、帰省しないでおこうと決めたとき、ふとこの場所に来ることを思いつきました。『裸の王様・パニック』を買っていたことすら忘れている有様です。そんな分際ながら、あえてマニアと呼ばせていただきたくなるのは、開高さんの風貌、声、生まれ、育ち、文体、主題のいちいちに、自分を見出そうとする信仰めいた姿勢があるからにほかなりません。ここに来る車中、『流亡記』を読み、しばらく秘跡に触れたような忘我に至りました。ずっと茅ヶ崎については、開高健記念館があるという認識のみだったところ、ここまでの道を雄三通りから海岸沿いに歩いてきて、住みよい海辺の町であることを感じました。ケチな学生にもやさしい入館料、まことにありがとうございます。また来る日を楽しみに。(2017.5.6 K・O)

 

初めて訪れた開高健記念館。茅ヶ崎の緑薫るこの地で、開高は筆を進めていたのかと思うと感慨もひとしお……。また読み直してみよう。ありがとうございました。(2017.5.6 T・T)

 

とても素敵な場所でした。(2017.5.7)

 

とうとう来ることができました。ロビーの開高さんの肉声が心地よい。また来ます。(2017.6.2 H・K)

 

先生、一年ぶりの訪問です。あっという間の一年でした。釣りに行く時は、いつもフィッシュ・オンです。しかしながらタコを釣りに行ったときは、フッィッ・オンを忘れました。いつか先生のようなこころ豊かな釣り人になりたいものです。(2017.6.4 東京・中野区 O)

 

やっと来ることができました。もっと早く来るべきでした。また来ます。これから酒を飲みに行きます。(2017.6.9 S・Y)

 

来られてすごくうれしいです。わたしの父がとてもあなたを愛しています。本当は父にも来させたかったのですが、歩けないのでわたしが父に伝えます。開高さん、ありがとうございます。すばらしい言葉など、感動しています。あなたの生き様をもう少し早く知っていたかったな。これから、あなたのすべての小説を読んでみることを約束します!ありがとうございます。いつまでも開高さんは、生きてます! 来られない父の名前―山本達雄―を書いときます。(2017.6.11 娘より)

カテゴリ:来館者のノートから 2017-07-02

7月23日、「茅ヶ崎ゆかりの人物館」で講演会が開かれます。

★講演会

城山三郎・開高健

「茅ヶ崎で交わった『反戦平和』の軌跡」

日時:7月23日(日)13:30~15:00

講師:永山義高(公益財団法人開高健記念会理事長)

場所:茅ヶ崎ゆかりの人物館(多目的館)

申し込み:電話で茅ヶ崎市役所文化生涯学習課へ

電話:0467-82-1111

カテゴリ:Uncategorized イベント 2017-07-02

7月のギャラリートークは、「開高健の本づくり」

【日時】 7月30日(日)午後2時~

【案内人】 三村 淳(開高健記念会理事)

【略歴】 装幀家 『オーパ!』シリーズ、『もっと遠く!』『もっと広く!』『珠玉』など開高健の話題作を数多く手がける。

カテゴリ:イベント 2017-06-19

6月のギャラリートークは、「茅ヶ崎『男の城』から『大いなる野外』への旅立ち」

【日 時]】 6月25日(日)午後2時~

【案内人】 永山義高(開高健記念会理事長)

【略歴】朝日新聞入社2年目に、「週刊朝日」連載『ずばり東京』とベトナム取材の担当者に。副編集長、編集長として『もっと遠く!』『もっと広く!』『国境の南』を連載する。元朝日新聞社取締役(出版担当)。

 

カテゴリ:イベント 2017-06-19

5月のギャラリートークは、「開高健記念館と牧羊子さん」

開高健記念館が開館してはや15年目。茅ヶ崎市民はもとより全国から熱心な開高ファンが集います。作家の日常生活を偲び、創作活動の一端をも想像させてくれる、全国でも数少ない記念館が設立されたゆえんを、最大の功労者、開高健の妻・牧羊子さんからひもときます。

【日 時】5月28日(日)午後2時から

【案内人】森 敬子(開高健記念会理事)

【略歴】元TBSブリタニカ編集者。開高番として務めたのち、開高さん亡き後に開設された「開高健賞」(1992~2001年)の事務局として牧羊子さん、開高道子さんとの交流を深める。

カテゴリ:イベント 2017-05-18

来館者のノートから(2017年4月)

数年前に、鎌倉のお墓参りには行ったのですが、こちらの存在に気付いたのは、つい最近のことでした。先生の創作活動の原点を拝見し、感無量です。来館したかいがありました。こちらを記念館にしていただいた茅ヶ崎市に感謝します。ありがとうございました。(2017.4.16 埼玉・本庄市 H・S)

 

初めて今日、アメリカから母と記念館にやってきました。母は、大の開高ファンなのです。作家・開高さんの住まいのまわりを散策していると、不思議な魅力があります。この場所には、人にインスピレーションを与え、人を感化するなにかがあるのです。開高さんの著作を真に理解するためには、作家のものの考え方を、人は深く心に刻みつける必要があるでしょう。わたしはそう信じています。私はライターではありませんが、どのジャンルであれ、文学というものを、価値あるものととらえています。これから開高健の作品を読むのが楽しみです。特に、ここ茅ヶ崎時代に書かれた著作が。できればまたいつの日か、この静寂な記念館を訪ねてきたいと思います。ありがとうございました!(2017.4.21 A・Y 高校生 原文は英文)

 

感激の一言です。米国でYouTube等の開高健関連の画像(映像)を見あさり、彼の日本人離れした生き方に共感し、感動しました。高校時代に本を読んだことを思い出します。同じ大阪出身で、しかも今回、大阪・北田辺の妹の所に滞在して、さらにその近さを感じています。願いがかない、記念館を訪ねることができて本当によかったです。哲学の小径に刻まれたひとつひとつの言葉に、彼の生き様を垣間見る思いです。また、もう一人の大好きな作家である司馬遼太郎さんの弔辞にも感動しました。娘もなにかを感じとったようです。また、この地に来られることを祈っています。本当にありがとうございました。(2017.4.21 カリフォルニア州・トパンガ H・Y)

 

初めての訪問でしたが、種々の場所で、種々のものを手にして生活した様子を見せていただきました。いくつか本も読みましたが、鋭い感性と文学表現の粋を示して、触れた人々の心を動かしてくれることは素晴らしいです。楽しいときをここで過ごさせていただきました。(2017.4.22 大阪・岸和田市 M・I)

 

なにをしたらいいのか迷うようになり、この問題を解くカギをここで拾った気がします。―「危機と遊び」(2017.4.22 横浜市 K・O)

 

やっと来ました。ホーチミン(旧サイゴン)で3年半生活し、マジェスティックホテル・103号室にも宿泊してきました。あなたのような破天荒な生き方はできませんが、その精神を愛します。わたしも58歳になりました。確かに、橋の下を水がたくさん流れましたね。生きることはすばらしいです。また来ると思います。カムオン! ありがとう。(2017.4.23 A・I)

開高さん、初めて来ました!(2017.4.29)

 

「人間」らしく/やりたいナ/……/「人間」なんだからナ/我思故我在(2017.4.30 東京・杉並 H・A)

カテゴリ:来館者のノートから 2017-05-08

練馬区で「映画に魅せられた文豪・文士たち―知られざる珠玉のシネマガイド」が開催中です。

昭和初期から30年代、映画に魅せられた作家たちの映画評約100本が、当時の映画ポスター、プログラムなどとともに展示されています。

無類の映画ファンだった開高健も、「自由をわれらに」、「海の牙」、「チャップリンの独裁者」の3本を紹介しています。

 

会期:2017年4月22日(土)~6月11日(土)

会場:練馬区立石神井公園ふるさと文化館

カテゴリ:メディア 2017-04-24

初めての包括的、本格的評伝『開高健 ──生きた、書いた、ぶつかった!』

ひとりの書き手による初めての包括的、本格的な開高健の評伝。『「洋酒天国」とその時代』などの作品のある著者は開高健その人とも親交があったが、その生涯について重ねてきた地域的、人物的、書誌的な研究成果をふまえ書き上げた。

初公開の書簡など基礎資料の紹介・指摘も数多い。たとえば死の数か月前に開高健が目にしたはずの阿川弘之からの手紙(全文)。「大尉」「提督」と親しんだこの先輩作家からの「絶交」は、晩年の開高の「指さきに刺さった小さなトゲ」だった(日本文学大賞受賞”事件”。この賞の選考委員だった開高自身が『耳の物語』で受賞、そのことを阿川がunfairと批判した)。病床で絶筆『珠玉』に心身を削っていた開高を、この手紙は少し安らかにしたのではと想像させる。夫人・牧羊子の開高文学への貢献もていねいに跡付けられている。筑摩書房 定価(本体価格2,500円+税)(H.K.)

カテゴリ:メディア 2017-04-23
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