開高健記念会

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【Facebookから】 茅ケ崎の記念館・ゆかりの人物館 共同開催の特別展示にいってみた

茅ケ崎の開高健記念館で開催されている特別展示「絶筆『珠玉』の周辺」を見にいった。「珠玉」は3篇の宝石をめぐる物語だが、開高最後の執筆作品としていまでも読む者にさまざまなおもいを誘ってくる。
記念館に大きな関連年表がかかげてあった。「珠玉」は開高が入退院をくりかえすなかで執筆され、亡くなる2日前に「文學界」に発表された。開高が最後の最後までこめたおもいが、それぞれの宝石のまとう物語から伝わってくる。展示はそういう視点で注目すべき文章に光をあて、関連書籍や資料を見せている。ひとつひとつ丹念に作品とかさねあわせて見て興味がつきなかった。
隣接する「ゆかりの人物館」では「開高家の人びと」展がひらかれている。開高、妻の牧羊子、娘の道子の家族写真や手紙、いままであまり知られなかった、家族からみた開高健が語られている。
今回は「開高健 The Year」を期した初の共同企画展だそうだが、開高健という作家の人生が立体的にうかびあがってくる造り。この地で今、おこなわれる企画としてふかく納得のいくものだったことをお伝えしたい。3月29日まで。(N・H ──下は20190921朝日新聞広告の部分画像)

カテゴリ:Facebookから イベント ニュース 2020-01-30