開高健記念会

来館者のノートから

このNEWSページでは、開高健記念会の活動の現況を中心に、開高健関連のさまざまな情報もお知らせしていきます。

記念館の「2月」(2004-2013)

開高健記念館は2013年4月で開館 10周年を迎えます。開館以来、訪れた方々が書きつづってきたノートから、その月の言葉をふりかえります。今回は、「2月」新編。(お名前はイニシャルで、難読文字は●で表記させて頂きました)

2004.2

◆サイゴンのレストラン「東京」でお見かけした開高さんが、30数年後のここにおられました。(東京 T・R)

◆前回来た時に「遺品」のライターがとても印象に残りました。生前の開高さんにいつもピカピカにみがかれ、まさに「生物」の様であったろうライター達が、今はすっかり「静物」と化していて、主のいなくなった事を知らしめている……そんな風に感じました。でも、このお宅は静かでとても居心地が良く、大好きです。またうかがいます。(N)

◆5度目です。千葉から片道3時間余りかかるのですが、これこそ“午後の愉しみ”です。遥か昔、“日本三文オペラ”に影響を受け、「とさや」(大阪 生野区猪飼野)にセキフェを喰べに行き(昭和52)、“眼ある花々”を読み、越前海岸「こばせ」に新婚旅行(昭和53)。なお、あれがあり、なお、これがあり、今52歳となりました。開高さんとともに、ここまで来たという実感(しみじみ)。(N)

suisen.jpg 館の庭の越前水仙

2005.2

◆はじめての訪問です。どれほど開高健を愛したことかしれません。あらゆることに才と情熱をかたむけ、昭和だけを生きて、かけぬけた彼の記念館があることを今まで知らなかったとは! 私の夫も平成元年12月10日没。開高健と一日ちがいだったこと、何か誇らかに思っています。(K・N)

◆釣りの達人開高さんの道具であるリールを見て思いました。開高さんはスピニングは使用しなかったのですか? 石鯛釣りにABUは使っています。大物には最高のリールですね! 今日は楽しい1日ありがとう。(K・N)

◆30年前の独身の頃、職場の友達が「大好きだ」といった開高健って、どんな人? 知りたくて、きました。これから少しずつ知っていきたいです。(M)

◆開高健にあこがれ、アラスカに行ってしまいました。まさかこんなに近くに記念館があるなんて感動です。あの本を読んで、自分の道が見えてきました。(K・Y)

2006.2

◆やっと、私の聖地に来ることができました。海が意外に近いので驚きました。グルメの集では是非「一片のシャケ」(「最後の晩餐」所収)だったか、「暗くて臭いトイレに逃れて立ったままで黙って泣いた」という一節が欲しかったデス。(呉 T・K)

◆おととしから「開高健記念会」に入会させてもらって、こちらには何度もうかがっているのですが……。一番愉しみなのは、他では見れないDVDの映像が見れることです。できれば、一番印象深いものを何本か編集して販売して頂ければと思います。それと今日、「紅茶会」講演集“ごぞんじ”を頂いたので、家に帰って読むのを楽しみにさせてもらいます。(K・Y)

2007.2

◆大先行・先輩でありましたが、やはり失われたものの大きさを知るばかりです。チャプリンの「モダンタイムス」は超近代工場の完成とともに労働者は川へ釣りに出掛けてゆくのですが、さて「大開高とともに」川釣りに立向かう気持にはなりません。〈ベトナム戦〉も〈釣り〉も知らず、はてさて如何に男になるべきや? 危機は遍満しておりますが……。ここへ繰返し来て考えつづけることにしたいものです。(もと集英社文芸出版部 S)

2008.2

◆約1年半ぶりに再訪しました。釣り好きのダンナに連れられて! 昨年の夏は銀山湖の村杉小屋にも泊まり、ご主人に開高さんのお話をたくさん伺いました。(I・Y、T)

◆へやにしかがかざってあったからおどろいた。開高健さんは、いろいろなぼうけんに行ったんですね。私もそんなぼうけんをいつかしたいです。パンフレットに書いてある海、今日私行って来ました。とてもいい海ですね。岩がたくさんあってすごいですよね。今日、私は開高健さんをはじめてしりました。いろいろな本を書いてて、すごいですね!(MOMOKO)

2009.2

◆20年前に読んでとても感動したパニックの原稿を見て涙がにじんできました。来て良かった。それだけです。ありがとうございました。(H・T)

◆懐かしい仲間と懐かしい友人につれられて、はじめて来ました。素敵なところで感激しました。作品をよく読んでみよう。開高丼を食べに行こうとみんなで話しました。(S・K)

2010.2

◆水は海に向いて流れていくことをあきらめない。(韓国のあるつり人 P)

◆中学生の夏。奥只見の湖のほとりで、氏の言葉に衝撃を受けました。あの時の少年は青年となり、人の親となり、中年になりました。同様に時代は流れ、昭和も終焉を向え、平成の世となりました。あの日植えたリンゴの木は、今も私の中で大きくなっています。(H)

◆自分の人生で尊敬した人は皆あなたのファンでした。いろいろな経路であなたに通じていました。なんだかウソのようで本当の話、キセキのような話です。これからもずっとファンです。(S・N)

2011.2

◆開高さんの仕事の量とエネルギーに改めて敬意を表します。(Y・T)

2012.2

◆ブラリと来ました。面白いです。
開高さんの本を読んでみようと思います。

◆長年訪れたいと思っていた願いが、今日実現しました。(N・N)

◆またゆっくり参りたいです。瀬戸内寂聴さんの「奇縁まんだら」の開高さん、大変おもしろいです。館内において下さいませんか!?(K・K)

2013.2

◆もしかして主が書斎からのっそりと顔をのぞかせるのではないかと期待していましたが、そんなことはありませんでした。きっと今ごろはあちらの世界で、向井敏さんと谷沢永一先生と三人で「書斎のポトフ」の続きに花を咲かせていることと思います。昨日、羽田に1時間以上遅れて到着しました。札幌は大雪です。(K・E)

◆こんな生き方をしたいとずっと思っていました。でも、できませんでした。これからもできないと思いますが、少しでもと思いながら実生活を送りたいと思います!(横浜市 I・T)

◆12月に放送された『漂えど沈まず ~小説家・開高健の遺した言葉』を観て初めて開高健という男がいたことを知りました。それ以来、その魅力に取りつかれてしまい、彼の考えの深さとユーモアにいつも感服しています。58歳という若さでお亡くなりになったとのこと、本当に残念でなりません。(大田区 K・M)

カテゴリ:来館者のノートから 2013-03-12