開高健記念会

開高健記念会ニュース

このNEWSページでは、開高健記念会の活動の現況を中心に、開高健関連のさまざまな情報もお知らせしていきます。

恒例の「開高健とボジョレー・ヌーヴォーの会」が開かれました

会員の方々を中心に、樽酒のボジョレー・ヌーヴォーを飲みながら開高健を語り合う会、没後25年の今回も命日の12月9日(火)の開催となりました(日比谷・日本プレスセンタービル内「アラスカ」にて)。

パーティに先立ち、「それぞれの 開高健」についてお話しいただく「紅茶会」講演、今年はラテンアメリカ文学研究家で翻訳家の木村榮一さんに講師をお願いしました。演題は「イメージと映像 ──開高健とガルシア=マルケス」。今年亡くなったノーベル賞作家ガルシア=マルケスの翻訳も数多くてがけている木村さんが、ほぼ同時代を生きた文学者として開高健とガルシア=マルケスのそれぞれの作品にふれつつ、その相似と違いをご自身のガルシア=マルケスとの交流や体験をまじえて語りました。

shou_kimurasi.jpg  講演中の木村榮一氏

続いて6時からパーティに入り、冒頭に永山義高・当会理事長より挨拶と記念会の活動報告がありました。この8月、懸案であった公益財団の認定を受け、設立母体だったNPOを解散して正式に「公益財団法人開高健記念会」となったことが報告されました。また開高健没後25年にあたる今年、関連本や雑誌の特集があいついだことも報告がありました。

前開高健記念会会長の坂本忠雄さんによる乾杯(献杯)のあと、『ジャスミンの残り香 ──「アラブの春」が変えたもの』で第12回開高健 ノンフィクション賞(主催・集英社)を受賞された田原牧さんへ、会からの記念品として、「愛蔵版 直筆原稿 夏の闇」が贈呈されました。また、11月 に配信完結したばかりの「開高健電子全集」全巻の入った電子書籍端末も、版元の小学館から贈呈されました。

各地から駆けつけた方々は80名余り。ワインや料理を楽しみながら8時過ぎまで歓談されました。

カテゴリ:イベント 紅茶会 2014-12-11