開高健記念会

来館者のノートから

このNEWSページでは、開高健記念会の活動の現況を中心に、開高健関連のさまざまな情報もお知らせしていきます。

来館者のノートから(11-12月編)

開高健記念館はことし開館 12年目に入りました。訪れた方々が書きつづってきたノートから、その月々の言葉をふりかえります。(お名前はイニシャルで、難読文字は●で表記させて頂きました)

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◆……あの開高ハン、確かこう、のたまっていらっしゃいました。「真の名作というものは読者の心に清澄な空白を感じされるだけ。何やら読後に重いものが残ったとか、衝撃的問題作などとは違うんや」てなこと。つまり開高さんに云わせると、「氏の作品はすべて、書きたいものがその作品内で消化され尽しているはず。未消化のものを残したりしない」でした。またダラダラしてしまいました。すてきな彼女とこのような甘い腐れ縁を楽しみたいな。──これからはいつも”人生のフリダシ”に戻るつもりで──(2014.11  国分寺市 K・M)

 ◆何年か越しの念願が叶い、やっとたどり着きました。もう若くもなく、妻子もおり、いろいろなものをあきらめたりもしましたが、これでまた頑張れそうです。(2014.11  I)

◆何年かぶりに来てみた。その後子供ができたので、一男一女を連れてきた。カミさんも2回目だ。オヤジが相変わらずひたっているが、カミさんと子供たちは開高さんそっちのけで外で遊んでいる。かえってそれがほほえましい。彼らは、またここへ来ることがあるだろうか……。(2014.11  Y with M、Y、M)

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◆とても楽しい一日でした。館の方もこちらのレベルにあわせて話を聞いてくださり、感謝いたしております。青春の一時期繰り返し読んだ”開高健”の世界が広く奥が深いものであると実感できました。(2014.11  N・H)

◆10年振り位にやってきました。開高さんのビデオを最初に拝見し、先生の一つ一つの言葉の重さ、体験した人にしか分からない心からの真実の言葉に接し、何故か亡き両親のことが急に思い出され胸が熱くなりました。書斎その他先生の生き様を見せていただいているようでした。又、近い内に妻、友人等と再訪したいと思っています。(2014.12  ●)

◆何年かに一度、無性に開高健の文章が読みたくなり、一旦読み始めると一作、もう一作と雪崩でも起きたように読み続けます。ちょうど今、そんな時期です。これから北鎌倉へまわり、墓参をさせていただいてから、私に開高健の文章を初めて教えてくれた友人とゆっくり飲む予定です。また参ります。(2014.12  Y・R)

カテゴリ:来館者のノートから 2014-12-20